<小沢事務所>別工事でも受注謝礼要求 年2000万円(毎日新聞)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件に絡み、岩手県発注の鷹生(たこう)ダム(岩手県大船渡市)工事を受注したゼネコン関係者が毎日新聞の取材に、受注の謝礼として小沢氏のパーティー券を毎年約2000万円、数年間購入したと証言した。小沢事務所側から購入を要求されたという。国発注の胆沢(いさわ)ダム(同県奥州市)工事の受注業者も同様の証言をしていることが既に判明しており、ダム建設を巡る小沢事務所とゼネコン各社の不透明な関係が改めて浮かんだ。

 5日からゼネコン各社の一斉聴取に乗り出している東京地検特捜部は、約10年前までさかのぼって社員名簿の提出を要求。これまで時効が成立した談合は聴取の対象外だったが、今回は時効分についても関与の疑いがある各社元幹部らに聴取を拡大した模様だ。

 鷹生ダムは治水・利水対策を目的とし、98年5月に本体工事の一般競争入札が行われ、九つの共同企業体(JV)の中から清水建設と熊谷組、地元の佐賀組で組むJVが落札した。総事業費は約323億円で、うち本体工事は約172億円。同年7月に着工し、07年3月に完成している。

 本体工事を受注したゼネコン関係者は「談合の仕切り役だった鹿島東北支店の幹部(当時)から、受注後小沢事務所にあいさつにいくように言われて行くと、毎年約2000万円、数年間パーティー券を買うよう要求された」と証言した。1社で支払うには高額過ぎるため、下請け各社に協力を求め要求に応えたという。

 パーティー券購入を巡っては、鹿島など3社のJVが04年に落札した胆沢ダム「堤体盛立工事」(約273億円)を受注したゼネコン関係者が「受注の謝礼として小沢事務所の要求で毎年数千万円、3年間パーティー券を購入した」と証言していた。

 胆沢ダムでは、中堅ゼネコンの水谷建設元幹部らが下請け工事の受注謝礼として04年10月、小沢氏の元私設秘書で民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=に5000万円を渡したと供述。これが問題の土地購入費(約3億5200万円)の一部に充てられたとみて特捜部が捜査を進める一方、小沢氏と石川議員は受領を否定している。

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